こんにちは!
ナツメミヤビ主宰の上濃 雅子(うえの まさこ)です。
金沢生まれ、金沢育ち、着物を習い始めたのは30代半ば、成人式にも出ず振袖も(お稽古以外)着たことがないきものは遅めスタートの申年、56歳、しし座のB型です。
金沢きもの学院にて師範となった後、結婚式場の列席着付け、レンタルきもの店での観光&フォーマル&撮影着付けの現場を経て独立。会社員時代は週末きものを楽しむきものブロガーでした。
とはいえ、志高くの道に入ったわけではありません。
屋号の「ナツメ」は娘の名前、娘は1歳になる前に空に召されました。今まで見えていた世界が一変し、大勢の人の中に戻れず、20年以上勤めた先を退職しました。がんばって生きた娘に恥じない生き方をしたいと強く思う自分と、気持ちがアップダウンする自分を行ったり来たりの日々が続きました。
ある日、バティック(インドネシアの布)で帯を作ってネットで試しに販売してみたところ買ってくださる方が増えました。人と会わずに社会復帰できる。細い光が見えた瞬間でした。その後、着付けを習いたいと生徒さんが来てくれるようになり、流れに任せきものが仕事になりました。
せっかくやるなら、好きで得意で皆さんも喜んでいただけることを充実させたいと、きものカラーコーディネートやパーソナルカラーを学び、国内外4,000人に近い着付けの場数を踏み、オリジナルのキモノコモノも作るご縁に恵まれて、今に至ります。
人生は思いもかけないことが起きます。どん底だと思っても10年たてば見え方が変わります。大切な子をなくし、華やかに装うことに気後れした時期もありましたが、大切な節目を着付けを通してお手伝いをしている中で、きものの力、装う力のすごさを実感しました。
嬉しいとき、悲しいとき、きものがそばにあってよかったと思えるようこれからもお手伝いしていきたいと思っています。
ナツメミヤビ主宰 上濃 雅子
ナツメミヤビの大人の帯遊び 製作開始(2015年1月)
ナツメミヤビのきものレッスン開始、着付け師活動開始(2015年9月)
ナツメミヤビ正式開業(2017年3月14日)
KICCAきものカラーコーディネーター®上級認定(2017年4月)
KICCA認定きものカラーコーチ認定(2017年6月)
骨格スタイルアドバイザー3級認定(2017年6月)
福祉車いす着付け師中級・上級認定(2017年7月)№21707001
きものパーソナルカラーコンサルタント認定(2018年6月)
きもの文化検定3級認定
石川県公安委員会 古物商許可証取得(2020年1月8日)
❖メディア掲載・主な活動等
・「ワタシゴト」特集記事インタビュー 前篇/後篇 (2020/11)
・加賀染 加賀友禅「夏ごろも」色彩監修(2020/5)
・加賀染 加賀友禅「夏ごろも」お披露目体験会監修(2019/5)
・東京キモノショー キモノスタイル2019色彩コーナー出展(2019/5)
・阪急うめだ #playkimono 「自分色広がるきものカラーコーディネート講座」講師(2019/3)
・心結「ご褒美きもの街歩きレンタル加賀友禅」色監修(2018/12)
・七緒Vol.47 「突撃!隣のおしゃれさん」(2016/9/7)
・大人の素敵でかっこいい半幅結び講座/KICCA着こなし研究会(2017/5)
・東京キモノショー キモノスタイル200コーディネート出展(2017/5)
・月刊アレコレVol.135 「特集 履物 秋物 きもの好きの足元をチェック」(2016/10/5)
・月刊アレコレVol.148 「街コレクション」(2017/11/5)
・月刊アレコレVol.152 「センスの7割をつくるきもの色彩講座 第40回実践編」(2018/3/5)
ナツメミヤビの名前の由来
初夏に淡緑色の花をさかせ、秋には小さな赤い実をつけるナツメ。
漢方では「1日に3粒ナツメを食べると不老長寿」と言われるそうです。
「着物1枚に帯3本」にもなぞらえ、可愛らしくて人のお役に立てる「棗(ナツメ)」と品よく「雅(みやび)」な着姿のお手伝いをとの意味を重ねてナツメミヤビを屋号とし、棗をかたどった「なつめ紋」をデザインしました。
娘の名前と私の名前をつなげてくれる屋号でもあります。