シーズンオフの浴衣の洗濯

秋の風が吹いたと思ったのもつかの間
また真夏に逆戻りのような暑さですね。

 

とはいえ、浴衣一枚で外に出るのは

少しためらわれる時節となりました。

 

今日の話題は『浴衣のお洗濯』

 

今年の夏、少し驚いたのは

「洗える浴衣」が売り出されていたことです。

 

浴衣ってそもそも家で洗えますよね?

というのが正直な感想でびっくりしたのです。

 

世間で言うところの「洗える浴衣」とは

ポリエステル製でアイロン不要ということのようです。

 

本来の浴衣は木綿ですから

家で洗濯機にポンとただ入れてしまうと

確かにシワシワになり、衿もヨレヨレになります。

 

浴衣の洗い方はネットで検索すれば色々出てきますが

今日はこんな洗い方、干し方もあるよというのを

一つ書きたいと思います。

 

❖色ものと白地は仕分けする

 現代物のプリント浴衣は色落ちするものは少ないようですが

 藍染めなど昔からあるものは何度洗っても色が出ることが

 あるためです。洗う前に分けておきましょう。

 

❖衿をざくざく仮綴じする

 ちゃんとした仕立ての浴衣は、衿の中に布が何層かに

 畳まれた状態で入っているので、そこをざくざくとしつけ糸

 しておくだけで崩れないようになります。

 手洗いされる方はこれをした方が断然よいです。

 ※私はこれをせずに以下の洗濯機洗いをしています。 

 

❖本だたみして「スラックス用ネット」に入れる

 使うのはファスナーがついていてポケット式になっている

 洗濯ネットです。

 

 着物専用の洗濯ネットもありますが

 

 

 私はスラックスも洗いたいのでスラックス用と兼用にしています。

 構造はほぼ同じです。

 

 

本だたみした浴衣をネットに挟みます。

 

パタパタと裾からたたんで

 

ネットの袋に入れてファスナーをしめます。

 

❖洗濯機で回す

 蛍光剤の入っていないもの、中性洗剤を入れて

 汚れにもよりますが汗をかいた程度であれば

 私は5分くらい回して、2回すすぎ、1~2分脱水をします。

 ※脱水は本当はもっと短くていい(30秒くらい)のですが

  家のドラム式洗濯機は秒の設定ができないのでこうしています。

  結構だいたいで、いい加減です~

 

❖物干し竿に干す

 まず、ネットから出します。これは実際に洗った直後の画像。

 そんなにシワになっていないことが分かります。

 スラックス用ネット優秀です!

 

 

 そのまま広げずに、袖だけ片方に広げ竿にかけていきます。

 

 

 ずりずりずり・・・と浴衣を下へずらしていき

 袖底のところと身ごろ、袖丸のところを大き目の

 洗濯ばさみで留めます。

 

 

 

 もちろん、物干し竿にお袖を全部とおして干すのが

 一番きれいに干せますが場所をくいます。

 

 また、きもの用のハンガーに広げて干してもいいですね。

 ただ、この方法も少し場所をとりますし、ハンガーを下げる分

 裾が地面についてしまったり、袖が垂れて下がることも。

 

 コンパクトに干したいときは片袖にして干す、

 この方法をしっておくと重宝です♪

 

 干す場所は、できるだけ直射日光を避け、日陰がよいですよ。

 

❖そこそこに取りこむ

 この方法だと内側が乾きにくいのですがそれでOK。

 夏場なら小一時間か2時間くらいで様子を見て

 生乾きくらいだったら取り込みます。

 

❖畳んで寝押しする

 本だたみして新聞紙などで挟んで、お布団か座布団を

 5枚程を上から乗せます。

 縫い目が整い、しゃきっとします。

 数時間か半日ほどでもよいですよ。

 ※私は手抜きなのでこれもしないことが多いです。。。

 

❖室内で完全に干す

 室内できもの用ハンガー、またはなけば普通のハンガーに

 かけて完全に乾かします。

 そこそこ乾いていれば水気の重みがなくなっているので

 ハンガーに干してもさほど袖が垂れないので安心です。

 

ここで私の手抜きポイントをまとめます。

 

クリップ手洗いしない・洗濯機を使う

 手洗いは暑いので・・・汗かくので・・・ 

 畳んで洗っても洗ううちに崩れてモタモタになるので・・・

 

クリップ干すときに広げない

 外は暑いので・・・時短でさっとかけられる方法を・・・

 

クリップアイロンをかけない

 暑いので・・・大変なので・・・(笑)

 画像でお分かりのとおりネットから出した状態でそんなにシワはありません。

 箪笥にしまって来季着る前にはまた少しの畳みシワができるもの。

 着る前に気になるところをかければいいと思っています。

 丁寧な方は生乾きのときに気になるところだけさっと

 アイロンをかけるのもいいですね。

 

クリップ洗濯のりをしない!!

 虫食いやカビの原因になるのでオフシーズンにしまうときには

 のりはしません。

 そもそもなぜのりづけをするのかと言えば、

 着たときにパリッとしていると肌につかず涼しいからなのです。

 来季、着る前に糊スプレーをすればよいですね!

 ネットで検索すると、浴衣は糊付けを絶対するような書き方も

 出てくるので鵜呑みにしないでくださいね。

 

・・・と、こんな感じなら、普通の木綿の浴衣もお家で気軽に

洗えるのではと思います(*^_^*)

 

人気のある絞りの浴衣ももちろんお家で洗えます

絞りはお高いのでお家で洗うのが怖いと思う方が多いですが

私は逆だと思っています。

 

クリップ絞りはそもそもアイロンがいらないのでお手入れ楽

 ずぼらさんのためにあるような浴衣ですよ~

 

クリップクリーニング屋さんに出すと逆に心配アセアセ

 アイロンをべったりかけて絞りがぺったんこになったり

 これからオフシーズンしまうというのに糊づけされたり

 する危険も・・・

 

絞りはひっぱればそこだけ伸びてしまう性質です。

干すときに各縫目、端のラインがまっすぐになるように

手でさっと整えるとよいですね。

 

まだ夏の浴衣洗っていない方は試してみてくださいね!